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2018.5.19

画面の交換について

こんにちは!アップルエイド秋葉原店です😃

みなさんはiPhoneの画面がどのような構造になっているかご存知ですか?
普段使用する上では別段重要なことでもないので、特に気にしたことがないという方がほとんどなのではないでしょうか。
しかしそんなiPhoneの画面について、知ることになるタイミングがあります。それはiPhoneの画面を割ってしまった時です😫
きっかけがそれというのも悲しいですが、今回は修理の時に役立つかもしれないお話をさせていただきます!

iPhoneの画面割れは大きく2種類に分かれます。

1つは「ガラス破損」、もう1つは「液晶破損」です。

…と言われても具体的に何が違うの?と思われると思いますので、軽く説明させていただくと、まず「ガラス破損」は文字通り「表面のガラスのみが割れている状態」を指します。画面の上下(液晶に被ってない部分)に入ってしまったヒビや、液晶にダメージが見られない軽度な割れであればこちらになります。

では「液晶破損」はというと、「タッチパネルが反応しない/反応しないところがある」「画面に線が入る、変色している部分がある(背景を白くするとわかりやすいです)」「軽く押すと画面に変な波紋が広がる」「液晶漏れ(画面上に黒や黄色いシミができる)」といったような状態を指します。ガラスが割れていなくてもこれらの症状が出ている場合は「液晶破損」になります。

では違いがわかったところで、次に画面(パネル)の構造について説明させていただきます!

iPhoneの画面修理は基本的にパネル丸ごと(ガラスも液晶も)の交換になるのですが、ガラスもしくは液晶どちらか一方が破損している方にとっては「片方だけが割れてるのに何でもう片方まで交換するの?」って感じですよね😥

というのも、iPhoneの画面は上から

ガラス
ーーーーーーーーー
タッチパネル
ーーーーーーーーー
液晶
ーーーーーーーーー
バックライト
ーーーーーーーーー

という様に4枚のパーツが特殊な接着剤で圧着されており、1枚1枚を交換するとなると工場に送って修理する必要があり時間もかかるため、基本的には全てが重なった状態のパネルを丸ごと交換することになります。(これはAppleさんや町の修理業者さんも一緒です)そのため、「ガラス破損」であっても「液晶破損」であっても、その場で即日修理となるとパネルごと交換する修理になるのです。
ではなぜやることは同じなのに二通りの料金があるのかというと、リサイクルできるかできないかという点が関係しています。ガラス破損のみ(液晶が無事)であればそのパネルをリサイクルすることができるため、その分を引いた料金で修理することができるのです。


さいごに
iPhoneの画面が割れてしまった方に多いのが、「割れたけど使えるからそのままでいいや」と放ったらかしにしてしまう方です。
気持ちはとてもわかるのですが(笑)、何か症状が出てから(状態が悪化してから)の修理となるとその分直る確率も下がってしまいますし、基板へダメージが及ぶ可能性もあります。せっかくパネル交換のみで直るかもしれなかったのに、基板が傷ついたせいで直らなくなった、基板修理で倍以上のお金を払うことになったなんてことにはなりたくないですよね😫
そういったことにならないためにも、画面が破損してしまったらなるべく早く修理へ出しましょう!

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