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2018.7.22

経年劣化の恐ろしさ

こんにちはアップルエイド品川店です

突然ですが皆さんタイトルにもある『経年劣化』ってご存知ですか?
画面割れなどの物理的な破損ではなくバッテリーの磨耗のような使用してて徐々に性能が落ちていったり
画面の色あせ、充電コネクターの反応が悪くなっていくのが経年劣化が要因となっております

この経年劣化ですが目に見える部分だけでなく内部のパーツや基盤にも起こりえます
たとえばホームボタンの物理的なボタンだったり、インカメラやスピーカー、バイブレーターなど
比較的良く稼動する部分や細かい部品、外気に晒されている部分はどうしても劣化が早くなってしまいます

上記のパーツだったりバッテリーやコネクターなどの交換可能なパーツであれば
劣化していたとしても修理に関してはお値段も日数もさほどかかりませんし、データも基本残ったままです

しかし一番厄介なのが基盤の電子部品の劣化です
通常のパーツ交換でしたら劣化した部分のみの交換修理になるのですが

電子部品の破損の場合はまず、iPhoneから基盤を取り外し
基盤についてる無数の電子部品の一つ一つに電極を当てて破損している部位を探っていきます
破損した部分を見つけたら特殊な薬品を塗布して取り外し、新しい電子部品を半田ごてで取り付けます
破損箇所はひとつとは限らないですし、かなり細かく繊細な作業なので時間も費用も通常修理よりも大幅にかかります

この基盤修理は起動不可の状態から大体90%前後の復旧率がありますが
フラッシュメモリーやCPUなどの替えが効かない部品も多数ございまして、
それらの破損の場合は基盤修理自体不可能といった扱いになってしまいます
そのほかにもダメージを受けている範囲が広範囲だったり、基盤自体が折れているなどしていた場合も不可となります

さまざまな要因でこの基盤修理の作業でも直らない場合は
もはや打つ手がないので残念ながら新しい端末を買い換えるしかないです

このような経年劣化というものは実際に起きていたとしてもなかなか実感として感じられることはほぼございません
先ほども挙げたバッテリーのように徐々に徐々に悪くなっていきある日突然使えなくなってしまい
そうなってから修理をしようとしても通常のパーツ交換では対応できないところまで進行してるケースがほとんどです

前まではiPhone5やiPhone5sなどの世代が経年劣化によって起動が出来なくなったご相談が大半でしたが
ここ最近ではiPhone6やiPhone6sのご相談も増えてきてますので2~3年以上使われている方はご注意ください

最後になりますがこの経年劣化というものは物理的な衝撃などで発生するものではなく
使い続けているうちにどうしても起きてしまう避けられないものでもございます
たとえば時折機体が熱くなる、突然再起動してしまう、たまに電波を拾わなくなってしまうなどと徐々に症状は進行していき
ある日突然使えなくなってしっまったとなるケースが大半です

突然そうなってしまった際に大事な連絡先や写真、アプリなどを失って途方にくれてしまう方が非常に多いので
iCloudやiTunesなどでなるべくこまめにバックアップを取ることを強くおすすめします

お客様の中でiCloudのデータ保存できる要領がすでにいっぱいだったり
ご自宅にパソコンを持ってなくてiTunesも使えず、バックアップを取ることができないという方を時折見かけます

しかしながらただいまキャンペーンの一環としてバックアップの取れるバックアップアプリの登録もご案内が可能ですので
興味のある方はご来店時にお気軽にスタッフにお申し付けください

最後になりますが、当店ではiPhoneのみならずiPadなどの基盤修理も取り扱っていますので
万が一不具合が起きたときや他店様で修理不可と判断された端末がございましたら、諦めずに当店までご相談ください

それでは今回はこの辺で
どうもありがとうございました

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